好きな言葉、気になるフレーズ……fashion

〜「彼女たちは、この国で強い立場で暮らせている状況ではないけれど、努力家でスキルも持ち合わせている。慈悲は必要ないの、ちゃんとその才能と存在を認めることが、彼女たちが最大に必要としていること。だから、みんなの意欲とやる気は、私にとって最大の喜びよ。世界は混沌とし、政治も環境もどこを見ても問題山積。それを解決していく力は持っていない代わりに、草の根レベルで少しでも貢献したい。誰かの気持ちに触れる何かができること。私は仕事と生活を通して、その積み重ねに価値を見いだしているの」〜

 

この発言の主は、アメリカのファッションデザイナー・クリスティーナ・キム。

 

〜クリスティーナは、デザイナーである一方で会社の代表でもある。誇りは、社員の在籍期間の平均が18年と長いこと。全員が女性で、有色人種のシングルマザーを優先的にスタッフにしている。〜

 

慈悲は必要ないの、という一文にドキっとさせられる。

こういう人の作った洋服を着られるというのは、とても幸せな事で、とてもうれしいと思う。

やるべき事をきちんとやっている人の強さ。

その気持ちを伝染させて、今日はクリスティーナの服を着て仕事をした。

お洒落で、かつ仕事が出来る人というのはほんとうに尊敬に値する。

何をやるにも心と体の健康が第一なので、衣・食・住の中で「食」が一番!と思っていたが、衣も同じくらい重要なのですね。

 

*〜引用 雑誌『アンド プレミアム』 2015/4 マガジンハウス