もちきびのおはぎです。
表面の黒いのは、煎ってすり鉢で摺った黒胡麻。
甘いお菓子も好きなのですが、これは甘くないおはぎです。
味がすっきりして、もちきびならではのワイルドなつよい味と、もちもち感、そしてかぼちゃのあんが、なかなかよいバランスです。
全体のバランスがとれていると、甘みを使わなくても、満足感があるのですね。
一個食べると、心が休まる感じ。
甘みを使わないお菓子は逆に食べ過ぎないので、そこがいいです。
ほらね。
真ん中に、かぼちゃのあんが入っています。
*******************************************************************************************************
作り方はとてもカンタンです。
もちきびは、炊きます。
中のあんは、かぼちゃを蒸して、塩をぱらぱらふりかけて、フォークで潰して、手で丸めておきます。
手に水をして、塩をして、もちきびを手のひらにで平らにして、かぼちゃあんをのせ、形を整えます。
煎ってすり鉢で摺った黒胡麻を上からぱらぱらかけます。
*******************************************************************************************************
☆ベジ料理・美味しさのtips!
・塩がおいしさのポイントです。
:今回も塩、です。
かぼちゃのあんを作るとき、塩を少しずつ加えていきます。
加えていくと、かぼちゃの甘みが引き立ってきます。その最大のところをいかします。
*夏、実家に帰省したとき、お盆の三日目に母親とおはぎを作りました。
お供えは、一日目はおだんごで、二日目は、ちょっと忘れてしまいましたが、三日目はおはぎと決まっているからと教わり、今年の春に亡くなった祖母の妹である大叔母のところへ、届けてきました。ついでにお坊さんのお経もきいてきました。
その席で、30年以上ぶりくらいにいとこと再会しました。
すっかりナイスガイになっていて、頼もしい限りでしたが、その男の子がおむつをしていた時から知っているし、少し大きくなると、叩いてきたりして、「だから男の子はいやだなー」と、子どもの頃に、思っていたのに、とてもよく気がつく優しい人になっていたので、面白かったです。
実家で作ったのは、甘い小豆のあんこのおはぎです。
上に桜の塩漬けをのせたものと、中にあんこを丸めてつめて、表面にきなこをふりかけたものと二種類、作り、他の親戚にも配りました。
おはぎを作るというと、何かとてもめんどくさそうな気がしていたのですが、母と二人で作ったらあっという間に出来ました。
もちごめをおにぎりにして、ふきんにあんをのばして、くるむだけ。
二人だから分業して短い時間で出来たと思うのですが、作業行程はカンタン。この一回で、おはぎ作りのハードルが下がりました。
:もちきびを用いると、もちごめのように前日から水につけておく必要もなく、作りたいと思ったその時に作れるので、作りやすいです。
*******************************************************************************************************
*ブログをリニューアル
・お料理レシピに[☆ベジ料理・美味しさのtips!]を付けました。
植物性の素材だけで作るベジのお料理は、お肉やお魚料理と違って素材の味がやさしいので、味を引き出しておいしく作るための方法のようなものがあります。その「だから、美味しい!」のコツをtipsとして附録にしました。よろしければ参考になさってください。
enjoy! more vegetable dish!