ホシノ天燃酵母で作る食パンのおいしさに目覚めたのが、2年前の夏で、
以来、夏になると、パンを作ります。
夏だと発酵器を持たなくても常温で酵母をおこせること、
そして一次発酵もうまくいくことから、
パン作りは夏場のお楽しみというか恒例行事になりました。
むずかしく思われるかもしれませんが、
天然酵母のパン作りはそれほど大変ではありません。
前の日の夜に、大きめのボウルに粉と塩と、酵母と水をあわせてこねます。
こねる時間は15分から20分くらいです。
こねたら生地をひとかたまりにして、霧吹きで水をかけ、透明の袋をかけて密封します。
翌朝になると、たいてい膨らんでいます。
これで一次発酵、完了です。
作業時間は30分くらいでしょうか。
こねたら放っておけばよいのです。
ラクです。
どうしたらおいしく出来るだろうかと試行錯誤しました。
理想の食パンが作りたかったのです。
3年目にしてようやく、これかな、という作り方をついこの前、見つけました。
写真は、葡萄入り食パンです。
ある人が、ブログだかメールマガジンで、風邪をひいたときに治すために必ず食べるものは何かというアンケートをとっていました。
人それぞれ色々あって面白かったのですが、その人は、風邪をひいたら必ずぶどうパンを食べる、と言っていました。
食べると必ず治るのだそうです。
これ、栄養学的にもマクロビオティック的にも、どう考えても、そんなわけはないのですが、でも、人にとって、そういう食べ物ってありますよね。
ぶどうパンって聞いた時、妙にリアリティーがありました。
ぶどうパンとは、そういう愛着のある食べ物だと思います。
ちなみに私は風邪をひいたときの特効薬はバナナジュースでした。
飲むとてきめん、ラクになりました。
バナナは体を思いっきり冷やすのですが、風邪は陽性と陰性の風邪があり、いっぱんに体をあたためるとよいと言われますが、冷やすとおさまる風邪もあります。
ちなみにマクロビオティック的には、
風邪をひいたときの対処法としての正解は、
「食べない」です。
食べて栄養をとるのではありません。
これは風邪に限らずですが。
現代人はとかく食べ過ぎなので、絶食すると体調の不調は治ります。
ためしてみてください。
葡萄入りパンの作り方の続きは、次回にしたいと思います。