一度、食べてみてほしい塩おはぎ/特に甘いものがやめられない人に

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ワインとおはぎです。

合わないこともないですが、ワイン、飲み過ぎました。

 

今日も、机の上が軽くごちゃごちゃのまま撮ったので写真がへたくそで、すみません。

ちなみに右上に見える地がオレンジ色のは、本です。

『あるヨギの自叙伝』。

 

スティーブ・ジョブスが愛読していたらしいと何かに書いてあったので、早速、借りてきました。

とても分厚い本です。まだ1ページも読んでいませんが。

 

さて、おはぎです。

おはぎは甘いのが身上ですが、塩味のおはぎ、ぜひ一度食べてみていただきたい味です。

あずきは甘くしなくてもおいしい、という体験をすると、甘くして食べるのが当たり前という常識的価値観が崩れます。

世界が広がるような気がします。

 

先日、お料理教室で、「かぼちゃの餡のもちきびおはぎ」を作りました。

もちきびの中に、かぼちゃの餡が入ったものです。

かぼちゃは蒸してマッシュして塩で味をつけただけのもので、表面にきなこと黒胡麻をまぶしてあります。

このままでもおいしいのですが、もしも甘みがほしければメープルシロップをかけてください、とお伝えしたところ、やはりメープルをかけて召し上がられたそうなのですが、「いつもと違って、食べたあと、アルコールや、他のスイーツに行くことがありませんでした」と、おっしゃってくださいました。

 

で、そうなのです。

何が言いたいのかといいますと、自然の味をいかしたおやつを食べると、甘いものへの欲求がおさまるのですよね。

これ、かなり快適です。

 

しかし。わたしはワインと一緒だったので、間違った食べ方をしてしまいました。

ワインをペリエで割って飲むのが好きなのですが、ついつい割ってるしペリエだし、ヘルシーだからと自分に言い訳をして、飲み口がいいのでいつも飲み過ぎてはたいがい翌日後悔するという学習能力ゼロ人間なので、この取り合わせはぜんぜんヘルシーではありませんでした。

 

塩おはぎは、コーヒーとは合いそうです。

 

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作り方 

おはぎというとハードルが高そうですが、おにぎりを作るのと手間はそう変わりません。

意外と手軽です。

 

 ・ごはんはもちごめの玄米ヴァージョンである、もち玄米を使用しました。

自然食品のお店などに置いてあるかと思います。玄米を炊くのと同じ要領で、炊飯器でひと晩浸水させてからスイッチを押すだけ。

 けっこう粘り気があって、おいしいですよ。

・炊きあがったら、お米を餅状態にしたいので、すりこぎで搗きます。そしておにぎりを作るみたいに丸めておきます。

 

・小豆を煮ます。

豆を家で煮ない、という人が圧倒的に多いのですが、豆を煮るのはとてもカンタンです。

基本的に必要な作業は、豆を洗うだけです。あとは水を加えて火にかけておけばやがて煮えます。

*小豆の煮方

・小豆は洗い、4倍の水を加え、火にかけます。沸騰したら少しずつ水を注ぎ、沸騰のぼこぼこがおさまったらふたをして煮ます。

 時々、煮ぐあいを確かめ、水が足りないようなら途中で足します。

豆が柔らかくなり、水分がほんの少し残るくらいにしたら、塩を加え、こちらもすりこぎでつぶしていきます。塩の分量はお好みで。それを丸めておきます。

 

小さめのおはぎを作ったので、小豆が25g、ごはん部分が30gにしました。

手のひらで、丸めておいた餅玄米のごはんを薄くのばし、真ん中に丸めた小豆の餡をのせ、ごはんを包んでいきます。

 

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 ☆ベジ料理・美味しさのtips!

 ・小豆の餡の塩はしっかりめに効かす。

 

:塩が少ないと、味がぼんやりしてあまりおいしくありませんのできっちりした味に仕上げます。

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*ブログをリニューアル

・お料理レシピに[☆ベジ料理・美味しさのtips!]を付けました。

植物性の素材だけで作るベジのお料理は、お肉やお魚料理と違って素材の味がやさしいので、味を引き出しておいしく作るための方法のようなものがあります。その「だから、美味しい!」のコツをtipsとして附録にしました。よろしければ参考になさってください。

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