番茶の玄米粥を、お昼ごはんにしたくて、
番茶を鍋で煮出し構えていたのに、
ぼんやりしているうちに時間がなくなり、
急遽、番茶で雑炊を作りました。
1 鍋に水を入れて、お昆布を3センチほど手で折り、加え、加熱して、
皮をむいて食べやすい大きさに切った里芋を入れ、
柔らかくなるまで煮ます。
2 小豆は冷凍してあったものを、少々加えます。
3 そこへ冷蔵庫にあった玄米を加え、ごはんがなじんだら、
煮出した三年番茶をそそぎ、最後に塩で味つけします。
小豆と、濃いめに煮出した番茶が、だしの味全体を底上げして、
びっくりするほどおいしくなりました。
おかずはヒングとクミンシードと生姜を使った小松菜と大根の炒め物です。
茶粥なるものを作ろうと決めたのは、
マンガ本の『オリオリスープ』に出て来る茶粥がとても美味しそうだったからなのと、
もう一つは、夕方から、坐禅に出かけるため。
気分を盛り上げて一日を演出するためにメニューを決めて作るお料理。
楽しいです。
坐禅は、講義がとても充実した内容で、とてもよい一日でした。
さて。仏教には仏教だけが言う3つの旗印があるのだとか。
いわく、「無常」「苦」「無我」。
その3つの意味するところはたった一つ。
「明日なんてわからないよ」。
仏教はアナーキーですね。
そのクールさにシビれます。