秋の味覚のおやつ

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秋の味覚をひとつに集めました。

 

長野県産・紅玉、

広島県産・安納芋、

実家の長崎から送られてきた栗、

そしてアメリカのレーズン。

 

お砂糖などの甘みをまったく加えていないおやつです。

 

土鍋で作ると美味しくできます。

なければステンレスかホーローのお鍋を使ってください。

果物を煮るので、酸が、アルミ製のお鍋だといためてしまいます。

 

櫛形に切った紅玉りんごを、鍋に入れて、ふたをして煮ます。

時々ふたを開けて、こげつきそうでしたらほんの少し水を加えます。

やわらかくなったら、りんごをひとたびよけて、

安納芋とレーズンをほんの少しの水で

蒸し煮にします。

 

やわらかくなりましたら、りんごを戻し、栗を入れ、

軽く全体に熱が入ったら火を止めて、

ざっくり混ぜ合わせます。

 

煮たりんごはとても甘いです。

随分まえは、りんごのコンポートを作るのに、

お砂糖をまったく加えずに煮たら酸っぱくてたまらなかったのですが、

最近は紅玉でも甘いです。

 

随分まえといっても20年以上も前なので、大昔ですね。

 

そういえば麗蘭のライブが12月にあるとか。

麗蘭とは、RCサクセションの仲井戸麗一とスライダーズの蘭丸によるバンドです。

聴いてたのはいつ頃だったかと記憶をたどると、20年以上も前でした。

ついこないだ、という感じで鮮やかに思い出されますが、

こういう時間感覚を持つところが、年をとった証拠でしょうか。

でも、若い頃に戻りたいとは全然、思いませんが。

 

甘みを加えていない、秋の味覚のおやつ。

こういう自然の優しい味は、年を重ねるほど、味わいが深く感じられるようになります。

食べている間は時間も静かに過ぎるようでした。

 

栗はうちの母が山から拾ってきたものです。

自然の山栗。

近隣の人はとりに来るらしいです。

それをゆでました。

味と香りが全然違います。

あまりにおいしいので数個、台所でゆでたてを立ったまま食べました。

子どもの頃に食べた栗らしい味がしました。

 

さて、甘みを加えないのは何がいいのかと言うと、

素材そのものの味が楽しめるというのも勿論ですが、

身体がつかれないのですね。

 

身体がつかれないということは、心もつかれません。

健康にもなりますし、心のケアにもなるのですね。

 

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作り方

 作り方は本文で触れたので、省略です。

 材料:作りやすい分量 

・紅玉 1/2個

・安納芋 小さめ1個

・栗 6個

・レーズン 20g

・自然塩 適宜

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 ☆ベジ料理・美味しさのtips!

 ・さつまいもは甘いものを選ぶ。

 

:味の調和をはかりたいので、さつまいもも甘い品種を選びます。

*栗がない場合、ゆでるのがめんどうな場合は、甘栗で代用します。

これだととても手軽です。

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*ブログをリニューアル

・お料理レシピに[☆ベジ料理・美味しさのtips!]を付けました。

植物性の素材だけで作るベジのお料理は、お肉やお魚料理と違って素材の味がやさしいので、味を引き出しておいしく作るための方法のようなものがあります。その「だから、美味しい!」のコツをtipsとして附録にしました。よろしければ参考になさってください。

enjoy! more vegetable dish!