アボカド納豆丼→セロトニンを増やします。
ある日の夕食です。
小ネギをふりかけた、玄米ごはんのアボカド納豆丼
即席お吸い物/お椀にとろろ昆布・梅干し・お醤油・塩をぱらぱらしてお湯をかけたもの。
厚揚げ2枚/花椒と塩で味付けて軽く胡麻油で和えたもの。
玄米ごはんのアボカド納豆丼。
これ、セロトニンを増やす食材が、ばっちり入ってます。
メンタルがダウンしている人、いいかもしれません。
お料理教室ではミニレクチャーを行っています。
メンタルは食べ物と密接に結びついていて、なんか調子悪いなーというのは、
食べ物が原因だったりします。
最近、いらいらしているなという時、食事はきちんとしていますか?
自分自身のメンタルを整えるための、食の知識や知恵、情報を持っておくと、
ケアが出来ます。
そういった事を教室ではお伝えしているのですが、
先日のレクチャーのテーマは、「依存物、刺激物と脳内化学物質」でした。
ちょっと重々しいタイトルですが、私自身、出来るだけ気持ちよく、
ラクに生きていきたいと考えているので、
「食」の知識は、有力な武器かなと思っています。
セロトニンとは神経伝達物質であり、言うまでもなく、幸せのホルモンです。
これ、何で出来ているかご存知ですか?
食べ物です。
私たちの毎日食べるもので作り上げられています。
栄養学を学び始めた頃は、
脳に関することは食べ物とはまた違うレベルの話なのではないかと、
怪訝に思っていましたが、
コラーゲンを摂るとお肌がぷるぷるになるように
(たとえば、豚骨ラーメンを食べた翌日などは、お肌がしっとりしていますよね。
ハンドクリームも塗ってないのに手がすべすべだとか)、
セロトニンも、原料となる食べ物をとる事で、増えます。
メンタルも肉体も、原理は同じです。
セロトニンは、
どんな食べ物に含まれているかというと、
卵、バナナ、小麦胚芽、オート麦、アボカド、牛乳、チーズ、納豆類、
芽キャベツ、人参、カリフラワー、セロリ、ウイキョウ、クレッソン、大豆、
さつまいも、などです。
この手の事が書かれている栄養学系の書物は、
外国人というか欧米人によるものが多いので、
七面鳥の肉とか、きじの肉、山ウズラの肉とかが先頭に挙げられているのですが、
そんなものは日常に摂るのはムリですね。
私はお肉もお魚も卵も乳製品も食べることは食べますが、
お肉やお魚のごちそうは、もう、盆と正月でいいかなというくらいの、
基本は菜食なので、野菜類にしか目が行きませんが、
これからのジビエの季節、よっぽどメンタルが落ちたら山ウズラとかはいいかもしれません。
さっぱりしてます。
さて、L-トリプトファンですが、セロトニンへの変換を促すには、
これらのタンパク質と一緒に、ゆっくり消化吸収されやすい複合炭水化物を摂ることが大切になります。
ちなみに。タンパク質というと、お肉やお魚にしか含まれていないと思っている人も多いかもしれませんが、
穀類にもお野菜にも含まれています。
私は、見るからにマッチョ、でも女好きの厳格なベジタリアンという音楽家を知っています。
草食系男子というのが、その定義が私はいまだよくわからないのですが、
野菜しか食べないと性欲が落ちるというのはウソだ、とその人を見て思いました。
話は戻りますが、複合炭水化物というと、食べやすいところでは、玄米でしょうか。
(精製していない穀類を指します。)
なので、L-トリプトファンを含むアボカドと、大豆が原料の納豆からなる、
玄米ごはんのアボカド納豆丼は、メンタルにもいい食事と言えるかと思います。
あと、クレッソンがあったらよかったなあと思いました。
カリフラワーを使ったお料理や、人参の入ったお味噌汁なんかもあると、
いいですね。
ちなみに、スポーツをしていると、
セロトニンレベルが下がらないと言われています。
体を動かす事、大切です。
疲れている時やストレスのある時は、とかく甘いもの、ケーキとか大福とか、
あとアルコールなんかに手が出がちですが、
それらは、いっときは人をいい気分にしてくれますが、
甘いものやアルコールはクセになり、依存の悪循環を招きますし、
肝心の「セロトニンが足りないよ」という問題は解決しないままなので、
いつまでも抱え込むことになってしまいます。
ちょっと食事に気をつけて、ちょっと体を動かしてみるだけで、
イヤなループから抜け出せたりします。
それだけで、目の前のストレスが小さくなりますよ。
写真にあるように、パソコンの前でごはんを食べる私なので、
その程度にヘルシーでもなく、スタバにもよく行きますが、
ある程度食事をきちんとして、ヨガをやっているから、
毎日がわりと楽しく過ごせているのかなという実感はあります。
今日はお天気がいいので、洗濯物を干したら、太陽の光を浴びにお散歩にでも出かけようかなと思います。